4U1UN (2000年6月18日)

出張の帰りに4U1UNをゲスト運用してきました.Station managerのMohamed(KA2RTD)と私の都合があったのが6月18日午前中のみだったのですが,次回都合が着いたときのための下見もかねて殆ど手ぶらで訪ねました, 丁度ニューヨーク州在住のJF3NRI竹谷さんも興味があるとのことで合流されました.

15m SSBを運用中のJF3NRI竹谷さん(右)と.

現地時間午前8時(12z)過ぎに40階にあるシャックに到着.20m CWから始めましたがcondxはほぼ死んでいる状況.13z過ぎに竹谷さんが15m SSBにQSY.JAとのpathがありQSO出来ました. 帰ってきてから聞いた話ではピークでS9で届いていたそうでかなりのパイルアップだったようですが,4U1UN側では慣れない機材のせいかcondxのせいかパイルアップになっているらしいのは分かってもコールサインを拾えるのは一部の局でした. その後信号が弱くなったので15m CWにQSY. 現地時間午後1時(17z)前にQRT. トータル300QSOうちJAが100弱,EUが100弱,残りがNAでした.

4U1UNの設備はTS950SDX+TL922,TS940+TL922, アンテナはマルチバンドDP 2張, NCDXFビーコン用のR5が上がっています. 新たにあげるべくM2のビームを購入したそうですが時間がないとのことで箱に入ったままです.そのほかにもUNの非常通信回線確保用の機材や以前に使われていたものなどごろごろ転がっており, 何もない4U1VICに比べると羨ましい限りです.

NCDXF/IARUのビーコン装置. 上のコントローラがTS50の周波数出力をコントロールしている. 他のビーコン局との正確な同期を必要とするためGPSレシーバによってシステムクロックを補正しているとか.

 

現在QSLルートはダイレクトのみ. メンバーが手分けして月に500-600のSASEを処理しているそうです. 97年4月以降のログはあるので発行可能とのことでした.

今回の運用で4U1UNの様子が分かりましたので次回の運用につなげたいと思っています. 竹谷氏はNY州在住ですし, 私もアメリカへの出張が時々あるので, 機会を見てしょう時間の運用の機会を探りたいと思います.

おまけ

 最近ロックフェラーセンター前にお目見えした植木で出来た犬です. 冬にはクリスマスツリーが建つので有名なところ(だそうです)