EXTFSKはMMTTYのプラグインのひとつで、USBシリアル変換アダプタやプリンタポートを使って、FSKキーイングを可能とするものです。詳しくはJE3HHT森OMのWebサイトであるこちらを御覧ください。
EXTFSKはプリンタポートの制御にDLPORTIOを使っています。しかしながら、DLPORTIOは64ビットWindows下では動作しません。一方EXTFSK64はDLPORTIOの代わりにINPOUT32.DLLを使うことにより、32ビット環境でも、64ビット環境でも動作します。
Plugin | Win32 | Win64 | 45 baud | 75 baud | Note | ||
USB serial | LPT | USB serial | LPT | ||||
EXTFSK | |||||||
EXTFSK64 | Better jitter Need more CPU power |
以下のリンクからZIPファイルをダウンロードし、適当な場所へ解凍してください。EXTFSK64.FSKと inpout32.dllの2つのファイルができます。その2つをMMTTYがインストールされているフォルダへコピーします。
Version | Date | Note |
2.0e | June 8, 2014 | MMVARIに対応 |
2.0d | May 22, 2014 | 最初の公開バージョン公開バージョン |
2.0c | May 17, 2014 | 細かいバグの修正 |
2.0b | May 12, 2014 | 最初のバージョン |
MMTTY のオプションから設定をを開き、 送信タブをクリックします。 PTT&FSK PortのドロップダウンリストからEXTFSK64を選択します。
OKを押すと、次のようなEXTFSK64のウィンドウがポップアップします。
PortドロップダウンリストからLPT1を選択します。
もし、ご自分でプリンタポートを増設していて、そのポートが標準アドレス (0x378, 0x3bc, or 0x278)以外であれば、EXTFSK64.ini を手動で編集してください。LPTADR= のあとに16進数でアドレスを記入します。以下の例は16進数でアドレス1234を割り当てたものです。
[Window] Top=267 Left=1376 State=0 [Settings] Port=COM1 FSK=0 PTT=2 InvFSK=0 InvPTT=0 [DirectAccess] LPTADR=1234
EXTFSK64の開発にあたって、Joe W4TV と Jim W5IFP に協力いただきました。ここに感謝の意を表します。
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