プッシュプル・デュアル・ウーファ
と
KENWOOD LS-11ES
ツイータユニット一個で足りないとき
ウーファがそれなりだと、高抜け?になるので3ウェイくらいにしたくなる。けれども、これまでそうしたことが無かったので、スコーカもネットワークの材料も無く、何かないかあたりを見回したところ、かねてから低域に不満のあったケンウッドのLS-11ESをみつけた。とりあえず、このスピーカのウーファを外して中高域に使うことにした。
ウーファの配線を外す
今時のこの手のものはみなそうだけれど、スピーカ端子のケースを外すと、チープなネットワークがついているというものだった。一応コンデンサーがケンウッド製なところが、一昔に定評だっただけのことがうががえる。が、しかしだ。ウーファユニットへの配線が圧着だったことには、驚かされた。ハンダを使わないのは、今はいいことなのだが、それでも、こういうところが圧着なのには、まだ感覚的に慣れていない。
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ウーファの配線を背面のバスレフポートから延長してつなぐ
ウーファから外した配線を、バスレフのポートの穴から出したので、止めて戻すのも簡単で、気軽にプッシュプル・デュアルウーファにつないだ。やはりこういうときに16Ω並列2個なのは正解だ。
使っていない、見えていないユニットを含めて、5つのユニットと2つの箱による、おおがかりなスピーカだけれども、じつにすっきりまとまった素直で豊かな音がします。LS-11ES自体が防磁、ウーファは磁界がキャンセルされる配置なので、磁気テープの多い環境でも安心。結果すべて非常に「良し」なので、このまま使うことにしました。
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平成13年11月30日 de jp3exe ex je2egz, no limit.