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TU-873の修理

下手にいじってしまったので、修理する羽目になりました


B電源のヒューズが飛ぶ

このTU-873は、トランス載せ換えと、耐圧の低いカップリングコンデンサーへの付け替えを行っているので、オリジナルにないトラブルのネタを、自ら仕込んでありました。
因果応報で、3ヶ月くらいしたらB電源のヒューズが飛びました。

fuse burn
ミゼットタイプの0.2Aで、しかも上記のような手の入りにくいところにあるので、みつけて取り替えるので一苦労です。取り替えると、さっそく切れました。

  1. B電源の整流以降のショート
  2. 寄生発振
などですが、ここで慌てて大きいヒューズに換えたりすると、トランスが焦げた例(この時はブリッジダイオードがショート)のように、酷いことになります。まずは定格のヒューズを大量に買い込みました。

fuse burn

カップリングコンデンサーをオリジナルに戻す

換えた時のお古を、大切にとっておくと、こういうときに対応が早いです。音の聴き比べも2重になり完璧?

fuse burn
茶色いラジアルタイプのがオリジナルのフィルムコンデンサーで、耐圧が600V、入れ替えたのがグリーンのコアキシャルタイプのが耐圧400VのEROです。
B電圧そのものは、普通に出ていたので、これの絶縁が甘くなったというところまでは断定できませんが、とりあえず不定項目なので戻しました。

fuse burn
ダメかもしれない上記EROまで取っておくのは、、単なる貧乏かも。

OPTの接続を5KΩに戻す

換えた時に、3.5KΩがあればそうしたのですが、2.6KΩの端子だったんで、これが発振を誘い込むのかも。

fuse burn
低いと音は好かれない(噂のダンピングファクターが確実に悪くなる)ですが、極低域周波数レスポンスは良くなります。どっちもいいかげんな話なので、今度は5KΩにしました。


これでヒューズは飛ばなくなりました。

めでたし、めでたし

fuse burn


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平成14年6月26日 de jp3exe ex je2egz, only for life.。