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AH-3で同調とれず、MMSSTVの受信のみ |
無いのは、アースと発電機
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ALL JA(3.5-6m)を屋外から出ようと考え、その準備を始めました。 屋外で送信しようとすると、まず無いのがアースだとおもいます。 U/VHFの八木ならともかく、HFの市販のモノバンド八木みたいなものでも、障害物の無いところに上げさえすれば整合が取れてしまうのは、マストがアースになっているときです。屋外で仮設したマストだと、取り付けただけでは、まずアースがとれなくて整合がとれないでしょう。 屋外のアンテナ架設となると、上を見上げたきりで、とにかく形にしようと必死ですから、地面の心配まで気がまわらず、アースのこと忘れていることが多いです。 アースの良否で悩み出すと、コールド側も使っているダイポールというのは、この点だけでも良くできているとおもいます、、と、いきなり書いても良いくらいです。 今回どうであったかというと、下の写真の右下のように、地中に20cmくらいの代用のアース棒を簡単に指しただけのアースだったので、AH-3で、まったく同調が得られませんでした。やはり、1mくらいの銅製のアース棒を持ち歩かなければダメなんでしょうか? ![]() とりあえずアースだけを簡単に解決するには、使用するバンドのカウンターポイズを張ってしまう手があります。教科書的に1/4λを算出して、買いやすい10m単位でまとめると、長いアース棒持ち歩くよりも意外に安くて設置が簡単確実です。 カウンターポイズでうまくいった例はこちら。
つまり、10m(1.2SQで400円くらい)を3本です。7Mhz1本、10と21Mhzで1本をわける、14と18Mhzで1本を分ける手です。細かい人なら、最後余ったの(30m-29.75m)を付け足してぴたりあわせるといいでしょう。実際は、これだけ地面に蜘蛛の巣みたいに転がせば、1.9Mhz-29Mhzまでいけるはずですが。 ![]() 先に戻りましますが、ここまで線材をふんだんに使う単一アンテナ(正確には28Mhzを超えたらダイポールもこれ)だったら、いっそダイポールにしたら?と言いたくなるところです。 | ||||||||||||
発電機持ってくるしかないか、、受信で遊ぶことにしました
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次が電源で、24V車からインバーターで13.8Vにしている場合は心配ないですが、ほとんどの場合は13.8Vに満たない電圧の車のバッテリーで、しかも気が付かないだけで、リグはどんどん電気を食うタイプに、かつ降圧に弱くなってきているので深刻です。 今回ややこしいことに、一番絞った10W出力にしてもIC-732で5A、AH-3で2Aくらい食う(IC-703+AH4の倍だなぁ)ので、エンジン掛けていても1.3Lの車のバッテリーだと13.8Vを大きく切ってIC-732が動作していないことも考えられます。つまり、アースが悪くて同調取れないのか、電圧が足りなくて同調しにもいかないのかが、見分けつきません。 これは覚悟して発電機を持ってくることですね。 | ||||||||||||
SSTVのお勧め
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この日はしかたないんで、SSTVを受信だけして遊びました。 ![]() 上の写真の右下のマッチ箱大のケースが、IC-732のアクセサリーソケットとノートPCのサウンドカードのマイクとスピーカを繋ぐインタフェース(自作品をヤフオクで譲ってもらいました)です。 一昔のSSTVは、大がかりな専用ハードが必要でしたが、今ではPCのサウンドカードのソフトで、その代役が務まってしまうので、移動先でも簡単に受信できてしまいます。受信だけでも、けっこう楽しいです。 SSTVは、Slow Scan Television(=低速度走査テレビジョン)の略で、ウェブをSSTVで検索すれば、くわしい話が山ほど出てきます。いまならMMSTVというフリーソフトが旬(=フリーソフトとはおもえない出来)です。海外の局もこれ使っています。 今はSSTVアダプタの入手や利用よりも、事務的な免許の変更申請が、難しい(表記が新しくなったのと、変調で区分が出来たので)ですね。 難しいと書くと誤解があって、「簡単になった手続きを知らない」ので、古い頭のままだと、出す先から違ってきています。すでに免許を受けた無線機にSSTVなどの周辺装置を追加して、電波形式を追加するのは、工事設計書だけ、所轄の総合通信局(旧電波監理局)へ変更申請すれば終わりです。 以前は、免許の記載も変わるし、JARD経由だったんじゃなかったけ?いまはひっくるめた電波形式しか免許に印刷してこないので、見た目変更に気が付かないです。 正しく書いて出せば、数日で変更が完了します。ちなみに変更申請は、東海の場合、 3日で日付をなおしただけの新しい局免許が届きました。(於東海総合通信局の2004年4月21-23日実績)保証認定をパスした変更のみなので、無料なんですが、500円の利用税でここまでしてもらうと、ちと恐縮、、、 |