JP3EXE/電柱移動
JP3EXE/CR9A
ex JE2EGZ
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開局 JP3EXE/屋根裏移動!
初交信は、屋根裏AH4アンテナでの、桜満開時期の2013年春のWPX SSBでした。日曜の23時近くになっても、21MHzでKH2が呼んでいたので、浮いてきたところで数回呼んだらとってもらえました。初めてJP3EXEのコールバックを聞いて、あ-自分のコールサインだなぁという実感が出ました。屋根裏アンテナでもDXが出来るんですね-。相手も日本人だったので、ホテルの釣竿アンテナではないでしょうか?
- 電気通信術
一年運用していなかったら、モールスコードを復調できなくなっていました。
IC-7410は、非常に良く聞こえるのだけれども、何を打ってきているのか判別できない。
おまけに、自分の呼び出し符号が打てない、、けれど、TNXとかQSLとかは打てるのが不思議。またゆっくり練習して習得するしかないです。これが一番の壁になりました。WPX CWまでには、なんとかしたい。
マイクのコンプレッサ、ゲインも調整したいけれど、どの程度の声でしゃべるのかわからなくなっていて、ヘッドフォンをつけづにモニターボタンを押したら、、ハウリングしました。一線復帰までの道のりは長いです。(一年予定)
- 半田づけ
電源ケーブル、Mコネクタ、パドルの、たった数箇所の半田づけが、じつに不安。
時間をかけた割には汚いし、短点長点は、確立1/2で反対につけて、やりなおし。パドルを裏返したからかな?IC-7410一式購入からダラダラと四ヶ月かかりました。
- アンテナ設置
AH-4の屋根裏設置でも、十分聞こえています。さすがIC-7410です。高い買い物でしたが。
屋根裏を這い回るのも、これを最後にして、ひたすら聞いてみるけれど、近隣諸国の放送を聞くだけで十分楽しめます。
そうはいっても、交信したいので、ベランダにダイポールを張る予定です。21Mhzのダイポールが張れるのは、まだまだ先になりそうです。(3カ月後に張りました)
- 免許取得
電子申請もできることは知っていたけれど、なぜか紙でだしました。
昔と違って、翌々週には免許が来ました。免許はもらえたけれど、実力が、、、
あと、交信証をもらうために、カード印刷したり、JARLに新しい呼び出し符号を届けたり、ネットのQSLバンクに申請したりで、対外的なデビューに3ヶ月かかりました。
移動の免許はどうしようか?
移動しないからいいか。
アマチュア無線は、手軽に外国と話ができる遊びですが、免許が要ります。
引越しで、電波管理局のエリアが東海から近畿になったため、局免許を取り直しました。
紙で申請して、10日で局免許が届きました。
新しくもらった呼び出し符号は「JP3EXE」でした。
総務省のサイトに載るのに、さらに一ヶ月かかりました。
送受信設備は
- IC-7410(無線機)
とにかく、良く聞こえます。ただ、持ち主の耳が遠くなっているので正しくコールバックできませんが、、
説明書で見たのは、CI-Vのアドレスと、パドルの配線だけ。他は必要なものが目に見えるし、一般的なので、すぐ使えました。
目新しいのは、USBです。ダイソーで100円のケーブルを買ってきてパソコンに繋いだところ、ハムログに周波数が転記できました。CI-Vのシリアル変換でMAX-232Cと格闘したのが懐かしいです。
初めてのHF機は、4アマでしたがIC-723の100W+ハイモンドの縦振り電鍵でした。すぐ熱ダレしてました。IC-7410と比べると、音がとにかく硬くて難聴になりそうでした。
IC-7410に負けず良く聞こえたIC-760Proは、操作性がIC-7410より良かったとおもいます。表示は小さかったけれど。
一番カントリーを稼いだIC-732は、つまみやボタンがIC-7410より小さくて、今となっては使い難かったかも。
最新鋭といえるIC-7200 は、十分聞こえたけれども、とにかく使い勝手が特殊すぎたので、IC-7410とは別路線だとおもいます。
ほとんど違わないとおもわれるIC-7400ですが、ノイズリダクションの追従の呼応速度が違うので、IC-7400だと、相手を捕まえてからノイズリダクションを入れていたのに対して、IC-7410だと、ノイズリダクションが入っていてこそ捕まえる相手があるので、入れっぱなしという違いがあります。
Sメータがデジタルなのは残念ですが、実用的な精度はCWのときアナログよりも高いです。アナログが付帯するノイズと合わせて表示されるとしたら、IC-7410のは、CWのときC/Nを表示するイメージです。たとば3であれば普通に更新できる、といった感じです。
- AH-4(アンテナ)
AH-3と比べると、びっくりするくらい小さいです。1.9Mhzに出られなくなったかわりに50Mhzに出られるので、IC-7410にはぴったりです。屋根裏に設置したので恒久的に使えるでしょう。(最終的にベランダに出しました)
です。あいかわらずアイコムです。
これで、3.5Mhz-50Mhzまで、オールモードで出ます。
免許は1アマでも財布が4アマだから、タワーやリニアがありません。
他に、ベンチャーJA(パドル)、SM-30(マイク)、スイッチング電源を、JE2EGZを開局するきっかけとなった愛知県の「電化パーツ」で、手数料の掛からない冬のボーナス一括払いにして通販で買いました。サービスで碍子2個と開局申請書をもらいました。
一応、地元志向のつもりで、張り切って日本橋に無線機を買いに出たのですが、パドルが見たことないのしか置いてなくて、無線機も高めでした。そこでネットで検索したら、なんと「電化パーツ」がベンチャーを在庫していて、無線機、アンテナも最安でした。せっかく引っ越したのに、変化に欠けて味気なし。
QSLカード(交信賞、これを集めると何故か嬉しいらしい)は、いつもの「オノウエ印刷」に注文しました。JE2EGZのときは発注履歴があるためか、4日で届きましたが、JP3EXEのカードは10日待ちました。局免許の交付より待たされるとは、、でも、さすがの仕上がりです。
アンテナは、また屋根裏に置きました。半永久的に全天候で使えるので、、
テレビのアンテナも、こうすれば受信料を払わずに済んだ??
<たががアンテナ、されどアンテナ>
無線機とアンテナが届いたのが9月22日(秋分の日)で、実際に電波を出したのは2ヵ月後の12月2日でした。手数料の掛からないボーナス一括払いで、丁度良かったことになります。
何故かといえば、アンテナの設置に躊躇したというものです。このためWPXを一シーズン棒に振りました。熱意が欠けてきたのか年を取りすぎたのがわかりませんが、アンテナを建てるというのは、それほど検討+根性が必要だということです。
最初はベランダに張ろうと思ったのですが、これだと仕舞うのが大変だから、前の家と同じ小屋裏に設置しました。一度設置してしまえば建物の寿命まで使えるし、なにしろ台風や大風でも心配ありません。
AH-4というのは、魔法の箱で、無線機に入っているタイプがバラン(50オームとアンテナ素子との整合をとる)までを調整するものだとすれば、バランとアンテナ素子を含めて調整をするものです。
したがい、AH-4を使っていて「聞こえにくい」ときは、同調を取り直すと良く聞こえるときがあります。
あくまでアンテナを高周波的に同調させるだけなので、ちゃんとした高周波に対するアース(カウンターポイズ)が必要です。今回は、エレメント(アンテナ)の線が12mちょっと、アース端子には同じ長さを2本繋ぎました。
つまり、二時間ほど掛けて屋根裏を這い回り、三本合わせると38mの線を配置しました。普通の歳したサラリーマンなので、天井を踏み抜かなかったのが不思議なくらいです。とにかくこれで、3.5Mhz-50Mhzまでの高周波を輻射できるようになりました。
設置しおわった屋根裏を覗くと、尾根沿いにアンテナ、天井にアースが転がっている感じで、アンテナもアースも似たようなものです。
ですから、これのアースとエレメント間でループアンテナを作るのが流行ったくらいのものです。
あとは、コントロール線をAH-4につないで
同軸ケーブルをAH-4につないで
無線機(IC-7410)の後ろに繋げば、完了です。
ここで問題になったのが、天井裏の点検口です。
作業中に気がついたのですが、ここから暖かい空気が天井裏に逃げてしまいます。
そこで、リンゴ箱で塞ぐことにしました。
設備面では整いました。が、すでに無線シーズンは過ぎ去っていました、、、春までゴミに囲まれた感じです。
ここらへんが、スマホによるコミュニケーションとの違いです。お金じゃないんです。
JE2EGZはDXCC200(何カ国と交信したかの数)を越えていたのですが、JP3EXEは今のところDXCCゼロです。がんばるぞ。
VHF(144Mhz)/UHF(430Mhz-)に出ないことで
は、できなくなっているのだけれども、これらに飽きたわけではないです。
ここはひとつ普通のおやじらしく、古来の手法(電気通信術)でこつこつやることにしました。
ちなみに、前の愛知県の家は小屋裏が大きかったので、あと7、14、21Mhzのダイポールと50MhzのHB9CVおよび、430/144Mhzのローテータ付八木を屋根裏に入れていました。一時に入れたわけではないので、家を売り払うときは家を建ててくれた建物屋さんに撤去してもらいました。
今のアンテナは、それに比べるとたいしたことないので、私の死後に発見されたとしても、家ごと処分されるであろうとおもいます。それほどコンパクトで環境に優しいです。だから、インターフェアで近所に怒られることは、まったくありません。
むしろ節電で使い始めたLED照明、IHヒータ、エコキュートなどのノイズが、新たな課題です。一応一個はインバータを使っていない旧式のシーリングライトを持っています。
<進歩>
高周波的には、使える周波数が減ってしまったので、後退したように思えます。
ところが、前の屋根裏移動は、シャック(無線機のある部屋)が屋根裏部屋だったため、夏場暑くて運用できませんでした。冬は電気ストーブを使っていました。
今回は、備え付けのクローゼットに無線機を置く机を置いているので、部屋のエアコンで涼しく夏も運用できます。
また、普通のお客さんが来たときは、クローゼットを閉めると、「わけのわからん机」を、見えなくすることができます。これは素晴らしいでしょう。
クランクアップタワーよりも説得力がありますね。
明けて2013年立春を過ぎた日に、試験的に電波を発射してみました。
引っ越して半年、これから住み続けるロケは、、今のところ国内QSO専門のようです。
今の時期でも屋根裏のAH-4でアジア、オセアニアが聞こえるので、ベランダに21Mhzのダイポールを張れば、本格的なDXも可能とおもわれます。WPX CWあたりで「でーえくさー」にかむばっくしたいとおもいます。(最終的にベランダ設置でDXを始めました)
2013年ゴールデンウィーク前に、ALL JAに出るべく21Mhzのダイポールをベランダに張りましたが、SWRがさがらず。そこで電柱に登って片側を10mくらい上げました。電柱は、登るだけでも怖く、作業は必死でしたが、結果ばっりちでした。
ALL JAでは、ハイバンドが開けなかったので、決死で張った21Mhzは、1局のみでしたが、電信が打てなくなっていたなどのアンテナ以外の敗因も抱えていました。
ところが、、ゴールデンウィーク最終日に21Mhzが全国的に開けました。ダイポールだと、屋根裏のAH4とは違い、雪の降る北海道から沖縄まで入感しました。
北海道と、近所のように長話ができました。高台の電柱ということもあり、10m高のタワーと2エレくらいには、見てやってもいいのではないでしょうか?回らないけれど、、
再びDXCCに対する欲望が「ほとばしり出」ました。
となると、屋根裏のAH4を屋根の上に出したくなります。WPX CWまでに電柱から落ちて寝たきりになるのではないでしょうか、、(まだ生きてます)
JP3EXE/電柱移動
JP3EXE/CR9A
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Now JJ0WAJ
平成25年5日27日 に作ったきり、、